「未来を創る学び」共同研究

 岐阜県教育委員会は、令和3年度に引き続き、令和4年度も継続して日本マイクロソフト株式会社、慶應義塾大学SFC研究所と連携協定を結び、「未来を創る学び」共同研究事業や校務のデジタル化と働き方改革推進事業等を推進してきました。

 複雑性、不確実性、多様性の増大する社会で生きていく子どもたちにとって、「新しい価値を創造する力」を身に付けるための学びが必要です。「未来を創る学び」共同研究事業では、「新しい価値を創造する力」を「正解のない課題に対し、他者とともに答えを見出していく力」として定義し、教員自身が「新しい価値を創造する力」を身に付ける学びを体験することによって、学校現場における学びの改善を目指します。

  令和4年度は公募による参加教員22名が、グループに分かれ、テーマを設定し、Microsoft Teamsへの投稿、オンライン会議、各校での教育実践などにより研究を推進し、令和5年1月にその研究成果を発表しました。この2年間で「未来を創る学び」共同研究事業に参加した教員は61名となりました。来年度以降は、各参加者が中心となり、「新たな価値を創造する力」を身に付ける学びについての知見を蓄積・深化させ、さらに魅力的な岐阜県立学校づくりを推進していきます。