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Aキューブ・スクールの実現に向けて |
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背景・目的 |
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岐阜総合学園高等学校は、平成14年度に「県立学校情報環境整備推進モデル事業」の研究実践協力校として、校内に生徒が主体的に情報収集ができる「情報スペース」の設置を行い、学校間総合ネットと連係することにより、生徒たちの自主的な学習活動の場を提供してきた。しかし、生徒の学習活動は授業時間や教室にとどまらないため、「いつでも」「どこでも」情報源(インターネットや学校間総合ネット)に「アクセスできる」学習環境の整備が必要である。この環境が「Aキューブスクール」である。本校はこの実現のために、「学習支援用コンピュータ」および「情報スペース(追加)」を整備し、時間や場所にとらわれることなくいつでもどこでも情報源にアクセスできる学習環境を、生徒たちに提供する。 |
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事業内容 |
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どんな教科でもどんな教室でも、その種別にとらわれることなく、40人(1クラス)が一斉に活用でき、持ち運び可能なノートパソコンを整備する。また、情報システム系列、観光ビジネス系列、芸術文化系列や国際文化系列などで、専門性が高く、パソコンを活用することが多い科目での調査・研究のために、一人ひとりが家庭へ持ち帰ることができるノートパソコンも整備する。(学習支援用コンピュータの整備) |
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進路情報を調べたり、図書蔵書の検索をするなど、学校生活全般における情報収集のために、平成14年度に整備された2つの「情報スペース」に加えて、さらに教室棟(2号館)に、2つの「情報スペース」と、4つの理科実験教室に実験方法の調査や考察用の「情報スペース」を追加整備する。(情報スペースの追加整備) |
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整備されたパソコンやネットワーク環境を一般にも提供するため、生徒が主体となって、本校近辺の人々や保護者に対して、土曜日などに情報機器の操作や活用を目的とした「IT教室」を実施する。(地域への学習環境の提供) |
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教育効果 |
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持ち運びができる学習支援用パソコンを配備することにより、コンピュータ教室に限らず全ての普通教室において、生徒たちが情報検索や遠隔地との交流などを行うことができる。また、パソコンを持ち帰り、作品制作や報告書作成をするなど、家庭での学習活動により、授業時間や施設といった時間や場所の制約を大幅に減らすことになり、生徒たちの学習環境が大きく広がる。 |
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教室棟(2号館)に情報スペースが設置されることにより、生徒たちとパソコンとの距離が近づき、情報収集が容易になるとともに、生徒たちの情報を活用する能力の育成が図られる。 |
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整備された情報機器で、地域の人々に「IT教室」を開講することにより、世代を越えた地域と学校の交流を図ることができ、開かれた学校を実現することができる。 |
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事業の概要 |
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