文部科学省「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業」機器の整備


<< 遠隔学習機器の選定 >>
 本事業では、本巣市のこれまでの実践から得た課題である「教材の提示、共有をいかに効率よく行うか」を重点におき、遠隔地間の学校の電子黒板を共有し、双方向で教材を共有することができるよう、Web会議システムを導入することとした。
電子黒板とタブレットPCの連携により、児童の作品等を共有することで、意見交流を充実させる。また、音声を聴きやすくするために、エコーキャンセラ機能を備えたマイク・スピーカと広角で教室を広く映しだすことができるWebカメラを選定した。

<< 新規整備機器(1校分) >>
物品名メーカ・型番数量
 ノートPC 東芝 dynabook Satellite B35  1
 タブレットPC 東芝 dynabook Tab S80  2
 マイク・スピーカー ヤマハ YVC-1000  1
 USBカメラ パナソニック AW-HE2  1
 遠隔授業用ソフトウェアライセンス パイオニアVC xSync Pro CBS-MSP-AC  3
 Web会議用ソフトウェアライセンス パイオニアVC V-cubeONE/Gate  3

<< 遠隔学習機器の接続イメージ >>



<< 機器整備の流れ >>
 10月13日(火) 機器およびICT支援員導入に係る業者との契約締結
 10月28日(水) 本巣小学校への機器搬入と設置
 10月29日(木) 根尾小学校・外山小学校への機器搬入と設置
 11月 5日(木) 外山小学校において、既存機器である実物投影機と無線アクセスポイントとの接続確認
            実物投影機は型式が古く、現状のままでは接続することができなかったが、手間なく教材を提示、共有する仕組みを実現するためには、接続することが課題となった。