Group 19 | 研究一覧へ | ||||||||||
グループ名 | 教育相談自主研究会「いび」 | ||||||||||
研究テーマ | 学校心理学に基づく学校教育相談の実際 〜教育相談活動の確立をめざして〜 |
||||||||||
【研究の目的】 | 学校心理学では,問題を持つ生徒の援助(心理教育的援助サービス)を一次的援助サービス, 二次的援助サービス,三次的援助サービスと縦分け,援助ニーズの大きさから,それぞれに 対する援助を行うことが必要であるとしている。本研究では,今まで各校それぞれで対応し ている学校不適応の問題も,この理論に基づいて対応すればより児童・生徒の自己実現を促 すだけでなく,教師も自信を持って教育相談に務めることができるのではないかと考える。 そしてその検証を研究の目的とする。 |
||||||||||
【研究方法】 | 1.学校心理学を書籍や研修会で学びまとめる。 2.学校心理学に基づいた心理教育的援助サービスを各勤務校で実践する。 3.心理教育的援助サービスを行う上で必要な技能を書籍や研修会などで学ぶ。 |
||||||||||
【研究内容】 | 1.心理教育的援助サービスを推進するための教育相談体制と相談室経営の充実 2.全校態勢で心理教育的援助サービスを行うための学校心理学に対する現職教育の推進 3.3段階の援助サービスそれぞれにおける,子ども,教師,保護者,学校組織に対する心 理教育的援助サービスの理論と技法(心理教育的アセスメント,カウンセリング,コン サルテーションなどのサービスの理論と技法)の実際 |
||||||||||
【研究成果】 | 1.3段階の援助サービスを意識した教育相談計画が作成できた。 2.学校不適応対策委員会や特別支援委員会のあり方が研究できた。 3.相談室経営の充実を推進できた。 4.心理教育的援助のためのアセスメントの方法を学ぶことができた。 5.全校態勢で援助を行うための学校心理学に対する現職教育を推進できた。 6.構成的グループエンカウンターを用いた一次的援助サービスができた。 7.心理検査や風景構成法などを活用して援助サービスを行うことができた。 |
||||||||||
【研究成果の 普及方法 普及計画】 |
1.研究のまとめを近隣の小中学校に配布する。 2.作成した集計ソフトを希望の小中学校へ配布する。 |
||||||||||
研究一覧へ |