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グループ名 | 西濃地区特別支援教育学習会 | ||||||||||
研究テーマ | 一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育的支援の在り方 | ||||||||||
【研究の目的】 | 特別な教育的ニーズを必要とする児童・生徒の理解と適切な教育的支援の在り方や校内体 制作りについて研修を深め、各校において特別支援教育を積極的に進める。 |
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【研究方法】 | 毎回研究テーマを設定し、会員が実践や資料を提供することを通して、研究協議を行う。 講師の先生からご指導をいただくことで、研究を深める。様々な場所で行われる研修会の 機会に積極的に参加し、研修内容の交流も行う。 |
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【研究内容】 | 1 個別知能検査WISC−Vの結果の分析・解釈のし方を研修する。 2 専門機関と連携をとった特別支援教育体制づくり。 3 特別な教育的ニーズを必要とする子への指導の在り方の研修。 |
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【研究成果】 | 1 個別の知能検査WISC−Vの結果の分析・解釈のし方については、分析のし方と解釈 の在り方を具体事例を通して学ぶことができた。 (1)プロフィール分析表とは、WISC−Vの検査の内容の中でも、二つ以上の下位検 査に共通する能力の「強い面」と「弱い面」を把握するものである。 (2)プロフィール分析表への記入の仕方。 (3)プロフィール分析表から、能力や影響している要因をつかみ、具体的な指導の方向 性について、事例を通して学び合うことができた。 2 特別支援教育体制づくりについては、推進モデル市町村である大野町の特別支援教育体 制推進支援事業の取り組みを通して学び合うことができた。 (1)推進モデル市町村としての取り組みより @町としての相談支援体制の整備 A校内支援体制の整備 (2)町教育会特別支援教育部会の取り組みの実際 (3)北小学校での取り組みの実際 具体的な取り組みや事例を通した紹介から、支援体制の整備と研修会の必要性が 大へんよく分かった。 3 特別な教育的ニーズを必要とする子への指導の在り方について、事例研修会を通して、 一人一人に応じた児童理解の在り方と具体的な支援方法を学んだ。 とりわけ指導者の神野先生からは、児童の行動の裏にある思いや願い、行動の意味につ いて指導をいただき、障害名という固定観念で見ないことの重要性に気づかせていただい た。 |
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【研究成果の 普及方法 普及計画】 |
研究のまとめとして研究冊子を作成し、西濃地区の全小・中学校に配布をして、特別支援教育の充実に生かす。 | ||||||||||
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