Group 16 | 研究一覧へ | ||||||||||
グループ名 | 大垣東国語研究会 | ||||||||||
研究テーマ | 課題意識を持ち,言葉を大切にして正確に理解し,考えを適切に表現できる児童の育成 | ||||||||||
【研究の目的】 | 大垣東国語研究会では、自ら課題意識をもち、その解決のために進んで活動できる児童生 徒を育てたいと願っている。そのためには、表現に即して理解する力と互いの立場を尊重す る中で考えを伝え合うために適切な方法で表現する力が必要であると考えている。そこで、 読む領域と書く領域について、研究テーマを設定した。 |
||||||||||
【研究方法】 | 研究仮説『発達段階に即して基礎・基本を明らかにし、それを身につけるための学び方を 明確にした学習過程を工夫し、個に応じた手立てを具体的に打つことで、主体的に文章表現 に着目し書き手の意図を正確に読み取ったり、自分の考えを目的や場に応じて表現できる児 童生徒を育成することができるであろう。』の検証のため、会員全員で授業実践を行い、研 究討議で成果と課題を明らかにする。 |
||||||||||
【研究内容】 | 1発達段階に応じて基礎基本を明らかにした単元指導計画の作成 2発達段階に応じた学び方を身に付け、学ぶ意欲を高める学習過程の工夫 @一単位時間における「学び方」の指導と手立ての工夫 A個の学習状況に応じた手立ての工夫 |
||||||||||
【研究成果】 | 研究内容1にかかわって ○9年間を見通したカリキュラム概要を作成し、それをもとに各学年ごとのつながりを意 識し、身につけさせたい基礎基本を明らかにした単元指導計画を作成した。 ○その結果、単位時間ごとの学習内容に必然性が生じ学習意欲が高まった。 ○単元の出口の児童生徒の姿を具体的に持つことで、単位時間ごとの流れもスムーズにな った。 研究内容2にかかわって @について ○単位時間ごとの終末の児童生徒の姿を具体的に描き、そこに至る過程ごとの「学び方」 を明らかにした。 ○4つの段階に応じた指導が定着し、導入から終末まで授業の流れがスムーズになった。 ○特に考える段階や深める段階の学び方が具体的になり、学び方が身に付いてきた。 A にかかわって ○単元や単位時間ごとの終末で基礎基本を身につけた児童生徒の姿を教師が持つことで、 努力を要する児童生徒に対する手立てが具体的になった。 ○生徒児童の実態に応じてさまざまな手立てを工夫することができた。 |
||||||||||
【研究成果の 普及方法 普及計画】 |
・研究のまとめと指導案集の作成(研究成果報告書) | ||||||||||
研究一覧へ |