Group 13   研究ケンキュウ一覧イチラン
グループメイ   竹鼻なまずサークル  
研究ケンキュウテーマ   かかわり合いに気付き,かかわり愛を築く総合学習
〜 3学年 国際理解学習を通して 〜
 
【研究の目的】    いろいろな人との交流や活動を通して、世界には今まで自分たちが知らなかった生活や文
化、自然などがあることを知ると同時に、人権や環境など多くの問題を抱えている人々もた
くさんいることを知り、それに対して自分たちができることは何かを考え、実践することの
できる生徒を育てたいという願いのもと、実践を行う。
 
【研究方法】   ・ビデオ資料の鑑賞を通しての課題づくり
・日本文化を海外に発信する活動
・ゲストを招いての出前講座
・NGO団体とのかかわりと実践活動
 
【研究内容】   ユニット0:平和学習
 ・広島への修学旅行の取り組みを通して、平和な世界を築きあげていくためには、まずは
  身近な人々とのかかわり合いが大切であることを学ぶ。
 ・「夏服の少女たち」のビデオを見て、戦争の悲惨さを知り、「平和な世界とは」につい
  て考えるきっかけづくりをする。
ユニット1:「平和学習」から「国際理解学習」へのガイダンス
 ・総合学習(プロジェクト学習)や国際理解学習のねらいや見通しを理解して、積極的に
  学習に向かおうという意欲をもつ。
ユニット2:自分たちの国の生活・文化を発信しよう!
 ・日本の紹介を実演やパネル、スライドなどを使って行う。英語の授業で学習したことを
  生かして、英語で発表する。
 ・DVD−Rに発表内容を記録し、海外の学校(アメリカ、カナダ、エチオピア、ポルト
  ガルなど)に向けて発送し交流する。
ユニット3:いろいろな地域や国について知ろう
 ・交流先の国についてのリサーチをし、新聞作りをする。
 ・交流先の国の生活の疑似体験をし、交流先の国の生活文化について知る。
 ・「写真から読み取れること」を交流する。
ユニット4:地球の問題を見つめよう
 ・JICAの出前講座のゲストの方々の任地国についてリサーチする。
 ・JICA出前講座の中で、外国の文化や生活を知ると同時に、今後の地球の課題をつか
  むきっかけを作る。
 ・環境教育のビデオを観て、地球上に起きている様々な問題を知る。
ユニット5:自分たちにできることは何かを考えよう
 ・環境・福祉・教育・食糧・資源・・・身近なところで始められるところから開始。
 ・NGO団体の方などと自分たちにできる活動を体験する(リサイクル活動など)
 
【研究成果】   ○地球の課題が何かを理解し,「知識」だけでなく共通の未来・公正な地球社会作りに「参
 加する技術」「参加しようとする態度」を養っていく活動を工夫することができた。その
 結果,地球人として,世界や地球を見つめ直し,問題解決学習を通して,自分で課題を見
 付け考え判断し,よりよく課題解決しようとする生徒の姿が見られた。自分の歩みを振り
 返ることで「セルフ・エスティーム(自信のもてる大切な私)」を実感することができた。
○仲間と共に問題解決学習をしたり,外国人と交流することを通して,チームワーク力・対
 応力・情報活用力・コミュニケーション力(自分の考えや気持ちを伝える力・人の考えや
 気持ちを聴く力・考える力)が養われた。
 
【研究成果の
普及方法
普及計画】
  ・3学年総合学習発表会の様子をDVD-Rに収録する。
・研究成果をまとめた新聞づくりをし,広報新聞として竹鼻中校区内に配布する。
・インターネットホームページを製作し情報発信する。
 
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