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グループ名 | 華陽小学校 | ||||||||||
研究テーマ | 考える力を発揮し、学ぶ楽しさを実感する子の育成 〜 「 読 解 力 」 を 高 め る 指 導 〜 |
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【研究の目的】 | 本校では、プロジェクト学習の手法を総合的な学習の時間に取り入れ3年が経った。「物 事の本質を見抜く力」「読解力」の育成が課題として明らかになった。つまり、集めた情報 を根拠にして、自分の意見や解釈を表現することに弱さがある。そこで、総合的な学習の時 間・国語科を中心にして「読解力」を高めるためのフェーズの展開の工夫やコーチングのあ り方、単元指導計画の工夫、発問のあり方などを明らかにしていく。 |
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【研究方法】 | ◇総合的な学習の時間(プロジェクト学習)の題材は年度当初に題材研修会を開を行って決 定する。 ◇研修会を企画、運営 ・プロジェクト学習研修会 ・国語科に関わる研修会(外部講師による) ◇研究授業実践、研究会 |
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【研究内容】 | ○総合的な学習の時間(プロジェクト学習) ・コーチングのあり方 ・フェーズの展開の工夫 ○国語科 ・単位時間の指導の工夫(学習内容・学習法法・発問について) ・単元指導計画の工夫 ・個に応じた指導・援助の工夫 |
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【研究成果】 | ○総合的な学習の時間では、情報リサーチを大きく2段階に分けて調べたことを一度整理す る時間を設けたことが有効であった。得た情報や自分の知識や経験を結びつけながら今後 さらに追究する内容を具体的にイメージ出来ることが読解力につながる。常に自分の課題 に立ち戻り「何のために」の部分を子ども自身が明確に持って学習を進めることや各フェ ーズで絶えず根拠にこだわることが読解力に結びつく。 ○国語科では、「PISA型読解力」という今までの国語科では意識してこなかった観点に 目を向けることが出来た。言葉や挿絵を根拠にした指導援助こそが「学ぶ楽しさ」に結び つく。 |
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【研究成果の 普及方法 普及計画】 |
・未来教育プロジェクト全国大会において実践報告として読解力向上の授業実践の経過報告 をする。 ・冊子を作成し、学校関係・教育委員会・外部講師等へ配布予定。 ・華陽小ホームページに掲載する予定 |
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