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グループ名 | 岐阜国際理解教育研究部会 | ||||||||||
研究テーマ | 新しい時代を創造し、国際社会に貢献できる児童生徒の育成 〜地球市民として国際感覚を磨く実践を目指して〜 |
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【研究の目的】 | 次の5つの力を育むことを目的とする。 @自分で考えたことを自分の言葉などで表現する力 A一人ひとりが違っていて良いと認め、他の人と共感する部分を見付ける力 B自ら意欲的・積極的に課題に取り組む力 C異なる考えを聴き、他の人の立場を思いやる力 D日本固有の文化伝統・習慣、日本人らしさを尊重する力 |
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【研究方法】 | T 言語教育、交流教育、メディア・教材開発の3つの部会に分け、それぞれの実践交流 やワークショップを通して国際理解教育の推進を図る。 U 全国大会の実践を見聞することで岐阜県の方向を確かなものにする。 V JICAや海外派遣教師の会との連携をとり、より深く広くテーマに迫れるにはどう したらよいか模索する。 |
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【研究内容】 | @言語教育 :小学校の英語教育の単元指導計画のあり方や各学年における発達段階に即 した授業のあり方について研究する。 A交流教育 :ネイティブ講師を招聘したり外国へ出かけたりしての交流や外国籍子女教 育との交流を通しての異文化理解や体験のあり方について研究する。 Bメディア :開発教育で実践されている参加型授業の様々な教育、技術(シミュレーシ ・教材開発 ョン・フォトランゲィジ・ランキングなど)の裾野をひろげ、教室にいな がらにして国際理解ができる実践を研究する。 |
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【研究成果】 | ○全国大会を見聞することで、時流となっている英語教育が国際理解教育のすべてではな いという岐阜県の国際理解教育の方向は正しいことがわかった。なお、岐阜県のレベル が全国的にみてもかなり組織的・内容的に先進的であることが確認できた。 ○夏季ゼミナール「海外派遣教師帰国報告会」を開催することで海外に住む日本の子供た ちの教育事情を理解することができたとともに、教育課程や教材研究などに於て日本の 教育を見直す機会となった。 |
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○東海ブロック大会より 下記のような全体会や分科会の発表者によるそれぞれの内容は教育分野の多岐に渡り、 幅広い研修の場となった。出席者 151名 1)全体会 ・文部科学省国際教育課教職員派遣係 係長 酒井佐知子 講話 「海外子女教育の現状と課題」 ・プレゼンテーション 蘇南中学校の「国際教育」 2)分科会 @言語教育:・「楽しく英語に親しむ子供の育成」名古屋市立白沢小学校 ・「二子・ニコ国際人〜意欲的にコミュニケーションしようとする子の 育成〜」 各務原市立鵜沼第二小学校 A交流教育:・「国際教室の現況と改善」可児市立今渡北小学校 ・「みんなとともに明るく元気に学校生活を送ることができる子」 可児市立土田小学校 Bメディア:・「JICA虎の巻を使ったワークショップ」岐阜県国際協力推進委員 ・開発教育 3)今渡南小学校の実践発表 ・英語委員会の児童による「Hello English」 ・公開授業「英語活動」(全学級) |
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@言語教育から 3校の研究・実践により小学校の英語教育の単元指導計画のあり方や各学年における 発達段階に即した授業のあり方について研究することができた。 A交流教育から 可児市で展開される交流教育はブラジル人が非常に多いことが起因している。その苦 労や成果を実践発表の形で深めることができた。 Bメディア・開発教育から このワークショップによって授業で使える国際理解教育を研修でき、参加した教員に とって2学期以降の新たな取組みのヒントとなった。 |
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【研究成果の 普及方法 普及計画】 |
・研究冊子を作成する。 ・ホームページに掲載する。 ・夏季ゼミ(8月18日金曜日)を開く。 ・東海ブロック国際理解教育岐阜県大会(可児市11月2日木曜日)を開く。 |
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