(初任者指導案例) (高等学校 英語U)






















 

1 授業日時、場所
 

平成 年 月 日( )第 限
2年 組教室

2指導学級      

2年 組40人(男20人、女20人)
 

3 指導者
 

岐阜県立  高等学校教諭 
Assistant Language Teacher

4使用教材
 

Genius English CourseT(revised)
大修館

5 指導単元

Lesson 10 No Chance Even to Say Goodbye

6 単元目標
 

・アメリカ大リーグの名選手リッキー ヘンダーソンと、少女ファンとの心温まる交流を読み取る。
・真の友人
(a true friend)について自分の考えをまとめ英語で発表する。



7 配当時間

 

第1時間目  P.108(会話) 第2、3時間目  セクション@  
第4、5時間目
セクションA     第6時間目    セクションB
第7、8時間目
セクションC         
第9時間目  P.115
(Comprehension) P.117 (Exercises) 
第10時間目 P.118
(English in Action) *本時      


8 本時の指導目標


 

・本時のTarget Wordsを熟知し、例文により使い方を理解する。<知識・理解>
・ペアワークとスピーチ発表により、他の人の考えを理解する。<理解の能力>
a true friendについて自分の考えを英語で表現することができる。<表現の能力>
・英語で行なわれるクラスメートの意見発表に反応することができる。<関心・意欲・態度>

 
                                J=日本人教諭  AALT   S=生徒  ・=留意点












































 

過程

指導のねらい

学習活動

留意点および観点別評価

導入13分





































 

・本課のまとめを学習する姿 勢をつくる。










・作文の材料となる語の発音とスペリングの関係に注目し、発音を聞いて書けるよう
になる。
・正しく発音することで、スペリングを覚えやすくする。

















Target Wordsの意味を整理する。




 

J 本時の学習内容を説明する。
 
"Open your textbook to page 118." 本時の学習がEnglish in Actionの発展であることを説明する。
<学習内容>
@具体的な仲のよい友達
(a good friend)と、自分が考える真の友人(a true friend)についての作文をコミュニケーションにつなげる学習。
A1対1の会話から1人がクラス全体にスピーチをする活動につなげる。
B聞き手は他の人の意見を聞き、英語で反応する。

Word Power
J
友人として好ましい性格、資質を表す語を生徒に聞き、   Target Wordsとして板書して提示する。
S ノートに書き写す。終わったらスペリングを覚えながら
 待っている。

・理解しているか、生徒の表情をよくみて話す。










S 本時のTarget Wordsを知り、Dictationをする。<理解の能力>
Jは生徒の発音を確認しながら一緒に発音する。
・書き出さない語を入れることで、生徒の聞く意欲を高める。
・全員が意欲的に活動に取り組むよう、机間指導する。
・以下の点について、ポイントを板書する。



 
  板書     


 
@honest  Asmart(書き出さない)Bserious
Chelpful  Dtrustworthy
 
J "Repeat after (ALT's name)."(2回ずつ)
S 発音を知るため、ALTについて練習をする。
J 発音とスペリングのポイントを黒板にまとめる。
 
"Repeat after (ALT's name)."(2回ずつ)
S 発音とスペリングの関係を確かめてから再度練習する。
  用紙配布(別紙1)。
A 板書を消してからTarget Wordsを発音する。
S 聞き取り、用紙に書く。
S "Talk to your neighbors."の合図で周りの人と見せ合い、  自信のないものを補って記入する。
S "Let's check the answers."の合図で前を向き答え合わせ  をする。
J "How many words could you spell correctly? Who got   full marks? Four marks?"
 
どのくらい正解したか挙手させて確認する。
J 生徒を指名しTarget Wordsの意味を確認する。
  Handoutを配布し、意味を確認する。(別紙2)
S Handoutにアンダーラインを引き正しく書けなかった語の スペリングを確認する。
J HandoutのEからIの語の発音と意味の確認をする。


 



 

@のh  Bのri
Cful、  Dのth
 



 
S 1つでも多く正しく書けるように周りの人の答えと照らし合わせる。
<関心・意欲・態度>
・4問以上正解した者をほめる。

S Target Wordsの意味を知る。<知識・理解>
・正しく書けなかった語に注目させる。
S 本時の活動で使う語を確認する。<知識・理解>
 
 
 
 


































































 

展開35























































 

・他の人の考えを聞き取り表に記入する。
・人に話すために、自分の考えをはっきりさせる。









・スピーチ原稿のHandoutにより、組み立て方と基本表現の使い方を理解する。
Lesson10の重要表現を使い、自分の考えを英語で表現する。
・スピーチをまとめる。










・自分の作文を使ってスピーチができる。
・自発的に質問できる。






・発表者は聞き手を意識して音読することができる。
・聞き手は英語で評価することができる。















 

Let's Ask in Pairs ペアによる活動(別紙2)
J 活動の説明を日本語でする。会話の内容を書き込む。
  "Please look at the section 'Let's Ask in Pairs' on the sheet. Look at the word list. Choose two qualities that you think a true friend should have. I'll give you one minute."
 
自分が特に大切だと思う語を2語選ばせる。
  "I will show you how to ask. Now, Ask your partner."   ALTと会話をし、活動の見本を見せる。
 活動を終えたら着席するよう指示をする。
S "Hold your Pencil. Are you ready? Ready, go!" の合図で  起立し、ペアで会話をする。

Let's Make a Speech
J 前時までに行った英作文をスピーチ発表につなげることを 日本語で説明する。
  スピーチ原稿(別紙3)を配布し、構成を整理する。
  "
First of all, we will finish writing the whole speech. Please fill in the blanks.
 基本の表現の確認をし、プリントに書き込ませる。
 基本の表現:
@
Let me tell you about
A 〜
is the year when we met for the first time.
BI think a true friend should be and.
J
 
Conclusionをまとめるよう指示をする。
 スピーチをする際の留意点を確認する。
 ・人に伝える気持ち ・voice volume声の大きさ 
 ・
eye contactアイコンタクト ・speed 速度
 ・
body language身振り
 
<個人練習>
J "Let's go on to the presentation.We are going to practice twice. If you have any questions about pronunciation, just call me or (ALT's name).

S "Are you ready? Ready, go!"の合図で起立し2回個人練習  をする。発音の質問があればする。


Pair Reading>ペアでスピーチ発表 
Jスピーチをする際の留意点を再度確認する。聞き手は発表  の評価をしてから交代するよう指示をする。(別紙3)
J "I'm going to make a speech. So please listen to me."
スピーチの見本を見せる。ALTは、聞き手の反応の見本を 見せる。
"Pair Reading!"の合図で起立し、スピーチをする。
J
 Aと共に机間指導し、生徒の補助をする。

Let's Listen to Your Classmates クラス発表
J 机間指導で選んだ生徒を2、3名指名する。
S 前に出てひとりずつ発表する。
J "Ask someone to make a comment."発表者に指名させる。
S 指名された聞き手の生徒は発表の仕方について英語で評価 をする。
A ひとりが発表するごとに評価をする。
J "He / She thinks that and are important qualities of a true friend. Who chose the quality? Put up your hand."
 発表した生徒の選んだqualities of a true friendに注目し、同じ語を選んだかクラス全体に問いかける。

・特に聞き手の反応の仕方に重点を置いて説明する。
S 他の人の考えを聞き取る。<理解の能力>
S積極的に自分の考えを伝えることができる。
<関心・意欲・態度>
・活動後、2、3人の生徒にどの語を選んだか英語で質問する。



Sスピーチの組み立てを理解する。<知識・理解>
S基本の表現の使い方を理解する。<知識・理解>
・特に、スピーチの構成がわからない生徒がいないか注意して机間指導をする。
・関係副詞
whenを弱く、発音することを確認する。
S基本の表現を使いスピーチを完成する。
<表現の能力>
Sよいスピーチの仕方を理解する。<知識・理解>



S自分のまとめたスピーチを、音読することができる。
<表現の能力>
S 発音に関して自発的に質問することができる。
<関心・意欲・態度>



S話し手は人に伝える気持ちで音読する。
<表現の能力>
S聞き手は相手の生徒のスピーチを聞き反応することができる。
<関心・意欲・態度>


S発表者は留意点に注意してスピーチをする。
<表現の能力>
S 代表生徒のスピーチを聞き、反応することができる。
<関心・意欲・態度>
ALTは主に文の内容について評価をする。
・必要ならより簡単な英語で言いなおす。

 

まとめ2

 

・本時の学習を振り返る。
・次回の予告。




 

J 次の2点を強調して日本語で本時のまとめをする。
コミュニケーションにおいて、
@伝えたいことがあれば、表現してみようとすることが大切。
A相手に適切に反応すること。


 

S コミュニケーションで、大切なことを確認する。
<知識・理解>



 
 
                    
 
    
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