1 指導の立場
本教材は、音声言語表現の初歩の学習である。表現活動の第一歩として、話したいことをみつける力を育て、表現することの楽しさを味わわせることに重点をおく。
子どもは、自分がしたこと、見たこと、聞いたことを誰かれとなく話しかけたいという自然な欲求をもつ。その中から、話したい内容を選び、目や耳や心を働かせて物事と主体的にかかわっていく姿勢を育てることが大切であると考える。また、マルチメディア機器を通して、遠く離れた相手によく分かるようにはっきりした発音で話すことにより、表現の仕方を身につけ、楽しさを知っていくのではないだろうか。「よいはなしかた」「よいききかた」について考えさせ、話したい内容を生き生きと表現できるよう支援していきたい。また、臆することなく話すことができる場を設定し、表現の楽しさを味わわせたい。
2 本時の目標
・話したいことを相手によく分かるように話すことができる。
・話し手の方を見ながら話の展開を聞き取ることができる。
3 本時の展開
・よい話し方、よい聞き方のポイントを確認する。(T1) ・児童の指名 ・児童のよい姿を認め励ます。 |
(かだい) あいてによくわかるようにはなそう 〇よい話し方(ゆっくり、はっきり)、よい聞き方(はなすひとをみながら)について、確認する。 〇話したい事柄について発表しあう。 ・教室で飼っているもの ・くわがた ・あまがえる ・いもり 〇発表を聞いて、よかったところ、質問、感想、わかったことなどを発表する。 〇よい話し方、よい聞き方ができたか自己評価する。 |
・児童の指名 ・発表の援助 ・児童の指名 ・児童のよい姿を認め励ます |
4. 成果と課題
<成果>
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