gifu-2 【岐阜:H12〜H14】

2.研究の概要(岐阜高山マルチメディア活用運営委員会)


 ひとつの中学校の校区にある「へき地複式の小学校」と「都市部大規模小学校」の児童生徒の情報交流のあり方を明らかにする。また、それらを取り巻く社会教育施設などとの連携のあり方を明らかにする。

  • へき地複式学校の児童一人一人の表現力の向上、都市部大規模校の児童生徒の情報収集能力の育成などに、どのような交流が効果的なのか明らかにする。
  • 学校・地域における学習素材データベースを開発し、その有効な活用方法を探る。
  • マルチメデイアを活用した情報教育のあり方を研究する。
年 次
研  究  内  容  等
第1年次
(平成12年度)
○研究計画の立案
 ・児童生徒の実態を調査し、分析・考察をする。
 ・児童生徒の実態に基づいた研究内容の検討を行う。
 ・多様なネットワーク活用による交流学習の実施計画を立案する。
 ・研究にかかわる機器等の整備について検討する。
○交流学習の実践
 ・TV会議システム等の特性を生かした交流学習を試行する。
 ・インターネットによる教育情報を活用した授業を行う。
○学校、地域の学習素材を開発し、データベースの整備を図る。
○1年次の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。
第2年次
(平成13年度)
○研究計画の再検討
○交流学習の実践
 ・TV会議システム等を活用し、実践協力校との交流学習を積極的に実施し、自分の意見を発表したり、
  他の児童生徒の意見を聞いたりする中で、ものの見方、考え方を広めたり深めたりする。
 ・へき地と都市部の特性を生かしてリアルタイムな情報を交流する。
 ・教科の特性に応じた効果的な活用方法について探る。
 ・インターネットによる教育情報を活用した授業を実施する。
○学校、地域の学習素材を広範囲から開発し、データベースの一層の整備を図る。
○2年次の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。
第3年次
(平成14年度)
○交流学習の実践
 ・TV会議システム等を活用し、実践協力校のみならず交流可能な学校との交流学習を実施し、
  児童の表現力の向上を一層図る。
 ・へき地と都市部の特性を生かしてリアルタイムな情報を交流する。
 ・教科の特性に応じた効果的な活用方法について探る。
 ・インターネットによる教育情報を活用した授業を実施する。
 ・整備した学習素材データベースの活用を図るとともに、活用事例を積極的に発信する。
○3年間の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。

戻る