推進会議

次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業・会議の内容


1 推進会議の趣旨について
  ・推進会議開催要項
  ・委員名簿
2 本事業の実践内容について
  ・ネットワークシステム図
  ・内部ネットで利用可能なアプリケーション
  ・外部ネットで利用可能なアプリケーション
  ・画像配信システム
  ・動画像配信システム
  ・「分かる授業・楽しい授業」への挑戦
  ・チャット荒らし
3 本事業の開始式について
  ・学校インターネット3事業開始式(キックオフセレモニー)
  ・県オープニングセレモニーの実施
4 今後の実践について(意見交流)
委員: TV会議システムがうまくつながらない。システムに不具合がある。
委員: まだ学校の設備の使い方がわからない部分がある。
委員: 校内LANと接続したい。総合学園・附属中とでTV会議システムを使ったが、1対1なら画質もかなりよかった。パソコンのTV会議はダメ。県教委から依頼のある教員アンケートではTV会議の活用に期待薄(以前に使ったTV会議システムがひどかった印象が強く残っているのでは)。パソコンを授業に使うにはプロジェクタの整備がほとんどされていない現状では難しい。
委員: 交流校(伊自良中)との交流にTV会議システムを使いたい。総合学園とTV会議をやったときは映像・音声共にかなり悪かった。特殊学校特有の授業への活用をはかりたい。
委員: 学校インターネット3には市内に3校が参加しているが、学校に迷惑をかけないように金銭ですむことなら対処していきたい。市内全ての学校で教室にインターネットを接続したい。岐阜市での地域イントラネットは人的・設備的にもかなりの予算が必要なので意見がわかれている。
委員: 学校への機器説明会を地区ごとに開きたい。具体的な機器等の不具合はヘルプデスクやSEに聞いて対処したい。
委員: グループウェアの説明会をNTTコムと一緒に実施したい。
委員: 校内LANとの接続はできるか。
委員: 県立の学校については校内LANで整備したハブにVLAN設定をすることで対応できる。
委員: このままでは失敗する。国の動きも遅い、6月頃に話があったのにいまだに学校で使えない。学校としてどう使っていくかを校長を含めて全体で話し合って取り組まないと何も変わらない。何をしていくのか、どう変えていくのかが重要。パソコンを使うことによって便利になり、教師に時間的にゆとりができないと広まらない。校長がこれをきっかけにして学校を変えるという意識がないと失敗する。
委員: 何でもタダでもらうものはダメ。自分で苦労して予算をとって行えば無駄にしないように努力する。教員は国民の血税でやっているという意識を持っていないものが多い。
委員: 今後は特に評価が重要。学校側も研究をスムーズに進めるためには何らかの予算措置が必要。参加する学校間で何をするのか、各学校の課題があってそのためにこの設備を使うという観点が必要。例えば、少人数の選択授業を学校間の遠隔授業で行うなど。パソコンは個人のコンピュータだがネットワークになると組織の道具になる。
委員: 研究には学校内での研究、県全体での研究、課題単位の研究が考えられる。
委員: 本校としては課題別として川の研究に利用したい。
委員: 岐阜市内の中学と高校とで進路学習に対しての連携などできないか。
委員: 総合的な学習でのテーマ別学習に利用したい。
委員: 現在は希望人数の少ない科目は実施していないが遠隔授業ができるとよい。また、他校の授業のうまい先生の遠隔授業参観などができるとお互いに刺激になる。
委員: 教育用コンテンツとしてもっとも効果のあるコンテンツは生身の教師である。その活用をはかり、それを補う形でソフトを使うのがe-ラーニングの姿である。また、常時接続によりいつも他に開放している部屋があり、そこへ行けばいつでも他校と話ができるなどがあってもおもしろい。
委員: 日常的なネットワークの活用によって学校自身が変わってゆけば成果が上がる。
委員: 教師の意識改革が最も必要。教師は閉鎖的である。自分の作ったものをなかなか公開しようとしない。例えば、学習指導案を公開して協同作業でよりよいものをつくり、これらを共有の財産にしていくことで全体の授業がよくなる。また、他の指導案を利用して自分の指導案を作れば時間的なゆとりもできる。ただし、公開するには評価システムを確立することが重要。
委員: 企業では各個人でパソコンを使っているが使わなければ仕事ができない状況だから必要になる。教師も使えなければ仕事が進まないようにシステムを変える必要がある。
委員: 校務にネットワークを使わなければならないようにしてしまう。附属中の場合は、全ての文書をデジタル化しペーパーレスでやっている。各種連絡も放送など使わずに掲示板でやっている。見ていない先生は放っておく。
委員: 文科省からきている教師のe-ラーニング事業もこの事業に使えるのではないか。いろいろな事業を組み合わせて、ネットワークを活用できるシステムにしていけばよい。