岐阜県教育委員会
毎朝、教育センターから送信される通信講座テキスト。八時一五分の職員朝会の前には、受信されたテキストが印刷され、机上に配られる。新聞が配られるように職員室のいつもの風景になっている。第一章から始まり、第三章へと進められてきた通信講座とともに、先生方がパソコンの前に座る時間が増えてきた。インターネットで必要な情報を検索したり、学習に使えるホームページを探したりと日常的に利用されている。 |
本校の研修は、四月から次のように行ってきた。 @メールの送受信、ネットスケープナビゲーターの使い方などの研修 A通信講座の中で、ファイル操作中心あるいはタイムリーな内容の研修テキストについては、全員で研修する。 Bその他のテキストは初心者の先生方にもよくわかるようになっているので、概要の紹介をして自主研修に任せている。 なかなかまとまった研修の時間をとれないのが現状であるが、本校は小規模校であるので、休み時間や放課後でも「ちょっとやってみましょう。」とすぐパソコンの周りに集まることができる。最近、職員同士の会話の中で不明なことがあると「インターネットで調べてみたら。」という声が出るようになってきた。先生方のこの姿勢が、さらに子どもたちへと広がっている。週一回の全校個人学習の時には、「インターネットで調べたい」と児童が次々にやってくるようになっている。本校にとって、インターネットの可能性を教えてくれた「通信講座」といえる。 |