4 単元指導計画
単元名 「国府」をもとにした統計・グラフ・分布図づくり
〜国府町を紹介するパンフレットを作ろう〜
1.単元のねらい
○ 国府町から発行されているパンフレットをもとに、国府町の農産物や特産物、観光地や名所、商工業についてより詳しく調べるといった課題を設け、課題解決のための資料を、国府町役場や商工会議所、歴史資料館、特産物店、インターネット等を利用し収集し、その資料の中から選択していくことができる。
○ 収集した資料を処理、活用し、課題について考察、判断したことを、統計やグラフ、分布図などに書き表し、それらを活用して説明することができる。
2.単元で培いたい学び方
・課題解決に向けて資料を収集することに関心を持ち、収集の方法として資料館や手紙でのやりとり、人材やインターネットの活用があることを理解する学び方。
・ 調べたことや考察したことを説明するために、統計や分布図、グラフを表すと分かりやすいことを理解する学び方。
3.単元の評価規準
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ア 社会的事象への関心・意欲・態度 |
イ 社会的な思考・判断 |
ウ 資料活用の技能・表現 |
エ 社会事象についての知識・理解 |
単 元 の 評 価 規 準 |
自分達の住む国府町が出している各種パンフレットやこれまでの生活体験から、国府町の農産物や特産物、工業や商業、観光業といった産業面、古墳や寺などの歴史の面で、より深く知り自分たちの目からみた国府町をPRするパンフレットを作ることにについて課題を設定する。課題解決に向け資料を探したり、見つけた資料を整理して新たに、統計や分布図、グラフなどに表そうとしたりする意欲を持とうとしている。 |
課題解決に向けて、資料を探すためにどんな方法がよいか考えている。また、資料や情報を得るために、どんな質問をしたり依頼をしたらよいか考えている。得た情報をより分かりやすくするために、どんな方法で表せばよいかを考え、グラフや分布図、表などで表そうとしている。 |
追究活動に必要な資料を収集するために、国府町役場、商工会議所、歴史編纂室、特産物店、観光地などへの連絡・インターネット等を利用し収集したり、生産量や販売額、分布等をグラフや表にまとめたり、調べたことや考えたことを文章にまとめたりして表現することができる。 |
情報収集の仕方、分布図やグラフや表の読み取り方や書き方、考察したことの文章でのまとめ方や説明の仕方について理解している。 |
学習活動における具体の評価規準 |
@ 国府のことをより深く知りPRしていくという活動について、関心を高めようとしている。 A 自分の決めた追究課題について、資料を探そうとしている。 B 資料の集め方について調べようとしている。 C 収集した資料をもとに、追究課題にあったものを選択し、それをグラフ化したり、分布や考察したことを文章に表現したりしようとしている。 D 考察したことや、聞いて分かったことや疑問を意欲的に発表しようとしている。 |
@ 自分で決定した課題について解決するための資料の収集の方法を仲間や指導者と相談しながら決定している。 A 役場や関係諸機関への手紙でのリサーチ方法を相手に伝わり、かつ礼儀も考えて決定している。 B 収集した資料から、課題について事実を見つけ、考察している。 C 考察したことを分かりやすく伝えるための、グラフや表、分布図などの表現方法を考えている。 |
@ 決定した資料収集の方法を用いて、追究課題に沿った資料を収集している。 A 収集した資料から、自分の追究課題について読み取っている。 B 調べたことを分かりやすく伝えるための、グラフや表、分布図を作成している。 C 自分の追究課題や他グループの課題の作成資料から、数や量、変化のしかた、分布の特徴などを読み取っている。 D 追究課題について、自分の考えを、文章資料を活用してまとめている。 |
@ 資料の集め方について理解している。 A グラフや表、分布図の読み取り方を理解している。 B 考察したことを、パンフレットに載せるために簡潔な文章でのまとめ方や説明の仕方を理解している。 |