カフェ 

ブラジルといえば「コーヒー」。コーヒーのことをポルトガル語で「カフェ」といいます。

どうしてブラジルのカフェが世界の人々に知られるくらい有名になったのか。
そのわけを調べてみるのもおもしろいでしょう。

まずは、気候や土が適していたという点です。
ブラジルは熱帯と亜熱帯に日本の23倍もの広大な土地をもっています。
カフェの栽培にはその気候と広大な土地がまさにうってつけだったといえます。
とりわけ、土壌がカフェにあっていました。
ブラジルの大地はまさに赤い大地(熱帯では一般的)です。
雨が多く土中に鉄分が残り、それが酸化鉄となって土を赤くし、同時に酸性にしています。
この酸性土壌を「テラ(大地)ロッシャ(赤い)」といい、カフェの栽培にはとても適していました。