H. Douglas Brown, Teaching by Principles. Prentice Hall Regents, 1994.
外国語を学ぶ際の動機付けから4領域の活動や,授業の展開,テスト作成等,
言語学,心理学等の知見を豊富に取り入れて理論と実践の両方から外国語教育
にアプローチしている。 英文は比較的読みやすい。 |
Jeremy Harmer, How to Teach English. Longman, 1998.
初級から中級(上級)レベルの活動や,その背景となる理論を易しく説明し
ている入門書で,非常に読みやすい。もっと詳しく取り扱ったものに,同じ著
者によるThe Practice of English Language Teaching. Longman, 1992. がある。 |
William Littlewood, Communicative Language Teaching. Cambridge Univ. Press, 1981.
Communicative Approachを簡潔にまとめたもので,同アプローチを知るための
定番とも言ってもよいような本。スピーキング、リスニングを取り扱っている。 |
佐野正之,米山朝二,松沢伸二著『基礎能力をつける英語指導法』大衆館, 1988.
いろいろなレベルの4領域における活動が示されており,統合的な活動例も
知ることができる。 理論と実践のバランスのとれた本で,中学校教員・高等
学校教員のどちらも利用できる。 |
小池生夫監修,SLA研究会編『第二言語習得研究に基づく最新の英語教育』
大修館, 1994 第12章〜16章
コミュニケーション能力,リスニング,スピーキング,リーディング,ライ
ティングの各理論について簡潔にまとめてあり,各領域の理論を鳥瞰できる。 |
高梨庸雄,緑川日出子,和田 稔著『英語コミュニケーションの指導』研究社,
1995
コミュニケーションに関わる点をストラテジー,授業,評価,4技能,ティ
ーム・ティーチング,教材等いろいろな角度から論じている。コミュニケーシ
ョン・ストラテジーについてもよく整理されており,授業で指導する際の参考
になる。
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