1 指導の立場
入学してから1ヵ月がたち、児童はようやく学校生活に慣れ、学習や遊びも活発になってきた。授業では積極的に発言し、意欲的な学習態度が見られる。また、学習姿勢やルールなども少しずつ身についてきた。そこで、本校ではマルチメディアを通して大垣東小学校の児童と一緒に授業をするという授業形態があるということを知らせ、機器に慣れ親しむために、国語科の特設の単元として、自己紹介の時間を設けた。
クラスの中では既に互いをよく知り、自己紹介をするまでもない。まったく知らない相手に、きちんと自己紹介をする、ということは初めての経験である。@自分の名前 Aすきなたべものの二点について、わかりやすくはっきりと話させたい。
1年生は、初めてマルチメディア機器に触れ合る。遠くの東小学校の児童と普通に話せるということに大きな興味と驚きをもつことであろう。その興味や驚きを「たのしいもの」としてとらえることができれば、マルチメディア機器に抵抗なく向かうことができ、今後の機器を通した学習にも意欲的に取り組むことができると考える。そこで、自己紹介だけでなく、簡単なゲームなどを行ない、興味・関心を深めたい。
2 本時の目標
・はっきり、わかりやすく自己紹介をすることができる。
・楽しく交流し、機器に関心を持つことができる
3 本時の展開
・マルチ室での約束事などの確認 ・機器をつなぐ |
〇マルチメディア機器を使って授業をすることを知る。 |
・マルチ室での約束事などの確認 ・機器をつなぐ | |
・自己紹介をすることを確認する。 ・児童の指名、支援 |
「かだい」 ひがししょうのこに じこしょうかいをしよう 〇東小、坂内小の順に自己紹介をする。 @自分の名前 A好きな食べ物 |
・児童の指名、支援 | |
・ビデオで学校紹介をする。 ・ゲームの進行 |
〇学校の紹介 ・校歌 ・ビデオ、写真による学校紹介 〇ゲーム ・東小 王さまジャンケン ・坂内小 まねっこあそび |
・伴奏 ・書画カメラで学校の紹介をする。 ・ゲームの進行 ・歌の伴奏 | |
・活動の中で見られた子どものよさを認める 。 |
〇学習のまとめ 楽しかった交流についてふりかえる。 |
・活動の中で見られた子どものよさを認める。 |
4 成果と課題
<成果>