明宝村 |
1.趣旨 |
へき地校における学校教育を一層充実させるため、衛星通信によるインターネット・テレビ会議を活用し「わかる授業、楽しい授業」を創造する。 |
2.研究の計画等
(1)研究のねらい |
生きる力が高まる学習活動の在り方を求めて 〜ITの効果的な活用方法を探る〜
山間へき地で生活する14名の児童に、教科の授業や総合的な学習の時間などの中で、コンピュータ(インターネット)の活用やテレビ会議システムの活用を通して、直接見たり聞いたりすることができない事象に触れさせたり、他校の児童と交流させたりする。これらの活動を通じて、一人一人に確かな学力を身に付けさせるとともに、効果的な交流の在り方等を明らかにする。
|
(2)研究計画の
年度別概要 |
年次 |
研 究 内 容 等
|
第1
年次 |
○ |
先進校の視察や資料収集を行い、環境整備に努めるとともに、機器の特性を生かした授業のあり方をさぐる。 |
@ |
児童に基本的な操作能力を身に付けるための指導の在り方を明らかにする。 |
A |
授業におけるITや教育用コンテンツの活用の在り方を明らかにする。 |
|
第2
年次 |
○ |
総合的な学習の時間・生活科を中心に、授業研究と日常の実践を通して、ITを積極的に活用し学習に没頭・追求していく児童の育成をめざす。 |
@ |
総合的な学習の時間・生活科の学習を中心に、児童が自ら情報を収集し、課題解決していくためのインターネットの活用の在り方を明らかにする。 |
|
第3
年次 |
○ |
総合的な学習の時間・社会科・理科を中心に、授業研究と日常の実践を通して、ITを積極的に活用し学習に没頭・追求していく児童の育成をめざす。 |
@ |
総合的な学習の時間・社会科・理科の学習を中心に、児童のものの見方や考え方を広げるテレビ会議の効果的な活用の在り方を明らかにする。 |
|
|
八百津町 |
1.趣旨 |
あらゆる授業でコンピュータを活用するため、次世代ITを活用した教育方法等の研究を行う。
|
2.研究の計画等
(1)研究のねらい |
- 児童生徒の情報活用能力の育成
- IT活用によるわかりやすく、児童生徒の興味・関心を高める授業の実現
- IT活用による「自ら学ぶ力」の育成や個に応じた教育の実現
- IT活用による学校と地域との連携や開かれた学校の実現
|
(2)研究計画の
年度別概要 |
年次 |
研 究 内 容 等
|
第1
年次 |
(ア) |
児童、教職員のコンピュータ操作能力を高めインターネットを通じて情報収集を行う。 |
(イ) |
教育活動に活用できるホームページ情報の収集とその利用法 |
|
第2
年次 |
(ア) |
児童が自分自身でテーマを設定し、それに対して調査、情報収集を行う。 |
(イ) |
全国の学校等とのコミュニケーション学習 |
(ウ) |
教育活動に活用できるホームページ情報の収集とその利用法 |
|
第3
年次 |
(ア) |
児童が自分自身でテーマを設定し、それに対して調査情報収集を行い考察、まとめをマルチメディアをもちいてインターネット上に表現する。 |
(イ) |
全国の学校等とのコミュニケーション学習 |
(ウ) |
テレビ会議システムを用いた遠隔授業の試行 |
|
|
白川町 |
1.趣旨 |
学校間交流の機会が限られるへき地校において、衛星高速インターネットを活用した学習活動等を展開する。これによって、子ども達が多様な情報を活用し、主体的な課題解決能力や学習活動によって得られた様々な情報の発信能力を育成する。また、他の地域との情報交流を図り、子ども達の社会性を育成する。 |
|
<小学校> |
|
<中学校> |
2.研究の計画等
(1)研究のねらい |
自ら学び、自己実現をめざす児童生徒
(町情報教育研究会 テーマより) 〜情報活用能力を身につけ、個性豊かに表現できる姿を求めて〜
ア. |
自らの学習課題を解決するにあたって、情報を選択し能力を育成する。 |
イ. |
学習や活動の成果や経過をテレビ会議等によって交流を図り、学習や活動の足跡を確かなものとする。 |
ウ. |
児童の学習にふさわしい教育用コンテンツの作成と収集に努め、情報技術の効果的な教育への活用の仕方を研究する。 |
|
|
「情報活用能力を身につけ、個性豊かに表現できる生徒の育成」
ア |
多様な情報を活用する授業づくり |
|
・ |
わかる授業、楽しい授業にするためにコンテンツの利用を図る。 |
|
・ |
テレビ会議等を活用し、学年学校の枠を越えた学習や活動の情報交流を図る。 |
イ |
地域からの情報発信(教材コンテンツの収集と発信) |
|
・ |
地域の歴史、文化、産業などの地域情報や、地域での学習や活動などの情報の収集や発信をする。 |
|
(2)研究計画の
年度別概要 |
|
研 究 内 容 等
|
第
1
年
次
|
ア |
. |
自らの学習課題を解決するにあたって、情報を選択し活用できる。 |
|
・ |
コンピュータの基本的な操作について身につける。 |
|
・ |
インターネットでの、情報検索の仕方を身につける。 |
ウ |
. |
児童の学習にふさわしい教育用コンテンツの作成と収集に努める。 |
※ |
児童用の21台のコンピュータが整備される年である。コンピュータの操作とインターネット操作の仕方を身につける。 |
|
第
2
年
次
|
イ |
. |
学習や活動の成果や経過をテレビ会議等によって交流を図り、学習や活動の足跡を確かなものとする。 |
|
・ |
伝えたい情報を明確にし、わかりやすく表現する。 |
|
・ |
児童のアイディアによる佐見小学校ホームページを作成する。 |
|
・ |
テレビ会議システムの活用を推進する。 |
ウ |
. |
児童の学習にふさわしい教育用コンテンツの作成と収集に努め、情報技術の効果的な教育への活用の仕方を研究する。 |
|
第
3
年
次
|
イ |
. |
学習や活動の成果や経過をテレビ会議等によって交流を図り、学習や活動の足跡を確かなものとする。 |
|
・ |
伝えたい情報を選択し、効果的に表現する。 |
|
・ |
児童のアイディアによる佐見小学校ホームページを充実する。 |
|
・ |
テレビ会議システムを活用し、遠隔地の学校や公共機関との交流を深める。 |
ウ |
. |
児童の学習にふさわしい教育用コンテンツの作成と収集に努め、情報技術の効果的な教育への活用の仕方を研究する。 |
|
|
|
|
研 究 内 容 等
|
第
1
年
次
|
ア |
多様な情報を活用する授業づくり |
|
◇ |
教科や総合的な学習へのインターネットの利用 |
|
・ |
コンテンツの収集と資料化を図る。 |
イ |
地域からの情報発信 |
|
◇ |
生徒会活動、地域行事、教科の作品等の資料の累積 |
|
・ |
地域情報をホームページへの掲載する。 |
|
・ |
地域教材のデータベース化を図る。 |
|
第
2
年
次
|
ア |
多様な情報を活用する授業づくり |
|
◇ |
テレビ会議等での学校間交流 |
|
・ |
テレビ会議システムによる他地域学校との情報交流を行う。 |
|
◇ |
教科や総合的な学習へのインターネットの利用 |
|
・ |
生徒の課題に応じた主体的なコンテンツを収集する。 |
イ |
地域からの情報発信 |
|
◇ |
生徒会活動、地域行事、教科の作品等の資料の累積 |
|
・ |
生徒による情報発信を行う。 |
|
・ |
地域教材のデータベース、資料化を行う。 |
|
第
3
年
次
|
ア |
多様な情報を活用する授業づくり |
|
◇ |
テレビ会議等での学校間交流 |
|
・ |
テレビ会議システムによる他地域学校、施設との交流拡大を図る。 |
|
◇ |
教科や総合的な学習へのインターネットの利用 |
|
・ |
課題解決のためのコンテンツの活用を行う。 |
イ |
地域からの情報発信 |
|
◇ |
生徒会活動、地域行事、教科の作品等の資料の累積 |
|
・ |
生徒による情報発信の充実を図る。 |
|
・ |
地域教材のデータベース、資料化を充実させる。 |
|
|
高根村 |
1.趣旨 |
児童生徒一人一人の自己を表明する力に機能する効果的なIT活用の在り方を明らかにする。また、IT活用による学校と地域との連携、開かれた学校の在り方について研究する。 |
2.研究の計画等
(1)研究のねらい |
児童生徒一人一人の情報を活用する力、自己を表明する力の育成のための効果的なIT活用の在り方を明らかにする。
- IT活用による児童生徒の興味・関心を高め、わかりやすい事業の実践
- IT活用による自ら学ぶ力を高める学習の実践
- IT活用による学校と地域の連携、開かれた学校の実現
|
(2)研究計画の
年度別概要 |
|
研 究 内 容 等
|
第
1
年
次
|
○ |
研究計画を立案する。 |
・ |
児童生徒の実態を調査し、その要因分析、考察を行う。 |
・ |
児童生徒の実態に基づいた研究内容の生み出し、検討、吟味を行う。 |
・ |
研究に関わる機器等の整備についての検討を行う。 |
○ |
ITを活用した授業を実践する。 |
○ |
学校、地域の学習素材を開発し、データベースの整備を行う。 |
○ |
1年次の研究をまとめるとともに、インターネット等でその成果を発信する。 |
|
第
2
年
次
|
○ |
研究計画の再検討をする。 |
・ |
1年次の成果や課題、児童生徒の実態等を考慮し、研究計画の再検討を行う。 |
○ |
ITを活用した授業実践を累積する。 |
・ |
実践協力校等との交流学習を積極的に行い、自分の考えをまとめて発表したり、他の児童生徒の意見を聞いたりしながら、多様なものの見方、考え方ができるようにする。 |
・ |
教科の特性に応じた効果的な活用方法についての実践研究を進める。 |
・ |
さらなるインターネットによる教育情報を活用した授業を行う。 |
○ |
学校、地域の学習素材を幅広く開発し、データベースの一層の整備を図る。 |
○ |
2年次の研究をまとめるとともに、インターネット等でその成果を発信する。 |
|
第
3
年
次
|
○ |
ITを活用した授業実践を深める。 |
・ |
様々な学校等との交流学習を実施し、児童生徒の自己を表明する力の一層の育成を図る。 |
・ |
教科の特性に応じた効果的な活用方法についての一層の実践研究を進める。 |
・ |
整備した学習素材データベースの活用を図るととともに、活用事例を積極的に発信する。 |
○ |
3年間の研究をまとめるとともに、インターネット等でその成果を発信する。 |
|
|
神岡町 |
1.趣旨 |
本校のようなへき地学校が次世代ITを利用して他校の児童生徒や一般の個人・団体と交流することにより、どのような教育的効果や派生効果があるのかを明らかにする。 |
2.研究の計画等
(1)研究のねらい |
- へき地複式学級の児童生徒一人一人の表現力や情報活用能力を向上させるために、高速回線の特徴を生かしながら、どのような学校間交流を行っていくことが有効なのかを明らかにする。
- 動画などのマルチメディアコンテンツを、授業の中でどのように有効利用したらよいかを明らかにする。
|
(2)研究計画の
年度別概要 |
|
研 究 内 容 等
|
第
1
年
次 |
・ |
研究計画の詳細を立案する。 |
・ |
高速回線を利用して、授業や行事に必要な情報を検索することに慣れる。 |
・ |
TV会議を利用して遠隔地の学校と交流する。 |
・ |
1年次の成果をインターネット等で発信する。 |
|
第
2
年
次 |
・ |
研究計画を見直す。 |
・ |
高速回線を利用して、授業や行事に必要な情報を検索する。
特に、教育的価値のある動画などを積極的に利用する。 |
・ |
TV会議を利用して遠隔地の学校と積極的に交流する。 |
・ |
2年次の成果をインターネット等で発信する。 |
|
第
3
年
次 |
・ |
研究計画を見直す。 |
・ |
高速回線を利用して、授業や行事に必要な情報を取捨選択して有効活用する。
また、情報を収集するだけではなく、本校独自のマルチメディア情報を発信できるようにする。 |
・ |
TV会議を利用して遠隔地の学校と共同学習を行うなど、より日常的で効果的発展的な交流をする。 |
・ |
3年間の研究の成果をインターネット等で発信する。 |
|
|
白川村 |
1.趣旨 |
同一村内における2つの小学校の児童の情報収集能力やコミュニケーション能力の育成を図る。また、マルチメディアの授業活用や、授業実践における情報交流の在り方を明らかにする。
|
2.研究の計画等
(1)研究のねらい |
「情報及び情報手段を主体的に選択し活用していく子の育成」
同一村内の小学校の児童がコンピューターを情報収集や、表現手段のツールとして活用し、物事を主体的に探求できる子の育成をめざして以下の3つの観点を中心に子どもの能力を育成していく。
- 情報の収集能力(情報の重要性の認識、情報に対する責任感、情報の判断、選択)
- 情報の整理・加工能力(基本的な操作、処理能力及び情報の創造)
- 情報のコミュニケーション能力(情報の伝達能力の育成)
また、学校においては次のような視点を持ち、全職員共通理解のもとに取り組む。
- 教師自身の情報活用能力を育成する。(わかる授業のための資料の収集と活用)
- 総合的な学習の時間等特別な時間の柔軟な設置。(他教科との関わりを含めて)
- コンピュータを道具化する視点と方策を明確にする。(メディアの一つとして位置づけ、他のメディアと一緒に活用する。)
- インターネット、メール環境の活用を図る。(授業での効果的な使用や他校との交流など)
|
(2)研究計画の
年度別概要 |
|
研 究 内 容 等
|
第
1
年
次
|
○ |
研究計画の立案 |
・ |
児童の実態に基づいた研究内容の検討を行う。 |
・ |
マルチメディアの授業活用や、授業実践における情報交流の在り方の実施計画を立案する。 |
・ |
研究に関わる機器などの整備について検討する。 |
○ |
実践 |
・ |
マルチメディアによる教育情報を活用した授業実践を試行する。 |
・ |
TV会議システム等を活用し、村内の学校間を中心に交流学習を実践することで、児童が情報発信の1つの方法として活用できるようにする。また、その実践により、児童自らが他地域の児童とも交流しようとする意欲をもたせる。 |
○ |
1年次の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。 |
|
第
2
年
次
|
○ |
研究計画の再検討 |
○ |
実践 |
・ |
教科の特性に応じたマルチメディアの効果的な活用方法について探る。 |
・ |
TV会議システム等を活用し、実践交流校との交流学習を積極的に実施することで、自分の意見を発表したり、交流校の児童の意見を聞いたりする中で、ものの見方、考え方を広めたり深めたりする。 |
○ |
2年次の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。 |
|
第
3
年
次
|
○ |
研究計画の再検討 |
○ |
実践 |
・ |
教科の特性に応じたマルチメディアの効果的な活用を積極的に実践する。 |
・ |
マルチメディアの活用事例をデータベース化し、発信する。 |
・ |
TV会議システム等を活用し、実践交流校のみならず交流可能な学校との交流学習を実施することで、児童の表現力の向上を一層図る。 |
○ |
3年間の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。 |
|
|
荘川村 |
1.趣旨 |
生徒の情報活用能力向上のあり方を明らかにする。また、それらを取り巻く社会教育施設などとの連携のあり方を明らかにする。 |
2.研究の計画等
(1)研究のねらい |
- へき地学校の生徒一人一人の表現力ならびに情報活用能力の向上。
- 情報機器を活用した「自ら学ぶ力」を高める学習のあり方を明らかにする。
|
(2)研究計画の
年度別概要 |
|
研 究 内 容 等
|
第
1
年
次
|
○ |
研究計画の立案 |
・ |
生徒の実態を調査し、分析・考察を行う。 |
・ |
生徒の実態に基づいた研究内容の検討を行う。 |
・ |
多様なネットワーク活用による交流学習の実施計画を立案する。 |
・ |
研究に関わる機器などの整備について検討する。 |
○ |
学習の実践 |
・ |
IT活用による「自ら学ぶ力」の育成や個に応じた学習を試行する。 |
・ |
TV会議システムなどの特性を生かした交流学習を試行する。 |
・ |
最先端の情報通信環境における学習のあり方を究明する。 |
○ |
1年次の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。 |
|
第
2
年
次
|
○ |
研究計画の再検討 |
○ |
学習の実践 |
・ |
IT活用による「自ら学ぶ力」の育成や個に応じた学習について探る。 |
・ |
TV会議システム等を活用し、自分の意見を発表したり、他の生徒の意見を聞いたりする中で、ものの見方、考え方を広めたり深めたりする。 |
・ |
インターネットによる教育情報を活用した授業を実施する。 |
○ |
2年次の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。 |
|
第
3
年
次
|
○ |
学習の実践 |
・ |
IT活用による「自ら学ぶ力」の育成や個に応じた教育を実現する。 |
・ |
TV会議システムを活用し、交流可能な学校との交流学習を実施し、生徒の表現力の向上を一層図る。 |
・ |
インターネットによる教育情報を活用した授業を実施する。 |
○ |
3年間の研究をまとめるとともに、インターネット等で成果を発信する。 |
|
|
|