遠隔実習概要

TV会議システムを活用した遠隔生徒実習概要

ＴＶ会議システムを通して、生徒は講師の指示とプロジェクタ等から表示されるパソコン画面を見ながら、講義や実習を効果的に進めます。生徒と講師とがＴＶ会議システムを通してお互いの顔を見ながら質疑応答をすることが可能です。

課題解決学習

1. 学習のねらい

   生徒が課題解決学習活動の１つの手法として、ＴＶ会議システムを利用することで、自校ではできなかった体験や課題解決学習ができる。この学習を通してＩＣＴ機器を活用した効果的なコミュニケーション能力とチームワークを育成する。

2. 学習コース概要

   (1) 講座内容の決定 　

   • 学校から希望するテーマを提出してもらい、学校側教師と教育研修課情報研修係が相談の上、授業を計画して講座を実施します。
   • 複数校で共通のテーマを設定し、遠隔授業を実施することも可能です。
   • 総合教育センターから講義を配信する場合には、学習分野として、情報・農業・工業・商業などに関わる内容とします。
   (2) 進め方
   • 同じ課題を持った複数の学校と講座を実施できるように支援します。
   • ＴＶ会議システムを利用し、複数の学校側の教員（必要に応じて総合教育センターの講師）によるティームティーチングを実現することで、各学校に対応した課題解決学習を支援します。
   (3) 学習時間 　　　
   • 学校の授業状況・要望によって決定します。
   (4)　学習後の効果
   • 学校間を接続した連携授業では複数校の生徒と教員同士が、学校内での接続では校内の生徒と教員同士がＴＶ会議システムを利用して双方向にお互いの顔を見ながら学習することで、ＩＣＴ機器を活用したコミュニケーション能力を育成することができる。
   (5)　受講人数 　　　
   • グループ学習からクラス単位まで要望によって決定します。
   (6) 経費 　　　
   • 学習に関わる消耗品費などは、受講する学校負担となります。
3. 学習テーマ例
   • 複数校で、同じテーマを取り組み意見交流を行う学習
   • 競技会やコンテストの学習会
   • 課題研究合同発表
   • 資格試験学習
   例えば　課題解決テーマ

   　　　　「テーブルコーディネート実習」