学力向上プロジェクト授業改善
地理歴史・公民
 地理歴史科・公民科では、5人の先生方からなる「教材開発・授業改善研究委員会を立ち上げ、次の諸点について、研究を進めています。
 ※委員の先生方の一覧はこちらです。
 
 ※講師として岐阜大学教育学部の北俊夫教授のご指導もいただきました。(平成16年度)

1 4観点を盛り込んだ授業の実現
2 生徒が考えたり、表現したりすることが十分にできる授業の実現
3 生徒が主体的に参加できるよう工夫した授業の実現
4 授業内で生徒を評価する方法の具体化
5 知識・理解以外の観点を重視した考査問題の作成
6 単元の計画に基づいた、定期テスト以外の評価の実施
7 評価から評定への具体的方法の確立
8 単元計画、学習指導案等の表現形式の改善

<平成16年度 研究実績>
 次の各科目において、授業実践と研究を行いました。その成果を以下に掲載します。
 地歴・公民科実践として発表される事例は、これまでは「楽しい授業」「分かる授業」の核心部分となる、特色ある授業素材(内容構成、現物教材など)、授業方法(ディベートなど)等に関してのものでした。
 本研究では、それらの「魅力ある内容」のみならず、観点別の評価、考査問題、年間指導計画・単元の計画などについても、合わせて研究しており、従来にない特色となっています。

 
 以下に平成16年度の実践・研究を通してまとめた、授業の具体的事例を掲載します。
    
  科目 単元と学習内容
世界史A 世界の一体化    イギリスの覇権
日本史B 中世社会の成立    院政と平氏の台頭
地理B 自然と生活 世界地形環境
現代社会 消費者問題と消費者主権 賢い消費者になろう
現代社会 現代に生きる私たちの課題 恋愛・結婚にあこがれる女の子?

1 世界史A 世界の一体化 「イギリスの覇権」   
 年間指導計画に基づき、単元の指導計画、単元の評価規準を緻密に立案し、それぞれ具体的な評価の場面を設定して評価をしつつ、指導と評価の一体化を目指した授業構成を考えました。
 年間評価計画に基づいて、「評価から評定へ」の方法の1パターンも提案します。ただし、定期考査の観点別集計は実施しないパターンであるため、正式な観点別評価にはなっていません。あくまで、現段階における過渡的な手法となっています。
ファイルをダウンロードする場合は、アイコンを右クリックしてメニューを出し、「対象をファイルに保存」をクリックしてファイルを保存してください。
1 世界史A年間指導計画例
2 評価規準を明確にした単元指導計画
3 評価規準と評価の方法を明確にした学習指導案
4 生徒へ配布する授業資料「イギリスの覇権」
5 「評価から評定」への方法
資料 世界史A年間評価計画
資料 知識・理解以外の観点から問う定期考査問題   
資料 生徒の意見例(提出物より抜粋)   
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2 日本史B 古代政権の崩壊と鎌倉幕府の成立、鎌倉社会 「院政と平氏の台頭」  
 歴史の授業においては、ともすれば、教師の講義中心の形態が中心になりがちです。しかし、生徒が主体的に授業に参加し、思考力、判断力、表現力等を伸ばすためには、それに適する題材を工夫し、また、伸ばす力を明確にした評価の方法を工夫することが必要です。
 この研究では、進学校にありがちな「プリント」を用いた授業でありながら、「結論を教え込む」という形態ではなく、事件の原因や勝敗の趨勢の決め手は何かということについて、資料等をもとに思考し表現する授業をどう作るべきかという点から実践がなされています。
 また、単元の各授業ごとに評価規準を簡潔に示し、煩雑な方法をとらずに的確に評価を実現できる工夫を示しました。
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1 日本史B年間指導計画例
2 評価規準を明確にした単元指導計画
3 評価規準と評価の方法を明確にした学習指導案
資料 授業プリント「保元・平治の乱」 A B
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3 地理B 自然環境と生活 「世界の地形環境」  
 「指導と評価の一体化」を実現するためには、各授業時間ごとの詳細な評価計画が必要です。しかし、どんなにうまく計画しても、毎時間すべての生徒の4観点別の評価を記録に残すことは不可能です。したがって、この時間はどの観点の評価をどういう方法で実施し、これは記録に残すこれは残さないといった詳細な設定が必要です。
 この研究では、生徒が主体的に参加できる授業の内容を工夫すると同時に、評価の方法についても研究しました。
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1 地理B年間指導計画例
2 評価規準と評価方法を明確にした単元指導計画
3 評価規準と評価の方法を明確にした学習指導案
4 評価から評定への総括
資料 生徒の提出レポート
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4 現代社会  私たちの生活 「消費者問題と消費者主権」  
 現代社会の学習内容が大幅に変更され、単位数が半減した状況で、どのような授業を進めていくべきか?
 生徒が主体的に活動できる現代社会の授業を目指して、消費問題と消費者主権をテーマに、ロールプレイを取り入れた授業を実践しました。
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1 現代社会年間指導計画例
2 生徒の主体的な活動を重視した単元指導計画
3 生徒の主体的な活動を重視した学習指導案
4 評価から評定への総括
資料 授業プリント・ロールプレイ台本「悪徳商法」
資料 生徒の作業結果(プリント123、クーリング・オフ書面4)    
   
資料 定期考査問題
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5 現代社会 「恋愛・結婚にあこがれる女の子
                 −恋愛・結婚・労働・雇用をとおして考えるこれからの社会−」
 
 これまでの講義中心の一方通行的な授業を改善するひとつの提案として、インタビューなどの生徒の事前学習と、発問と思考を中心とする授業展開を提案しています。
 また、授業記録の表現方法として、詳細な授業展開と評価の基準等を併せて記載した「授業計画書」の形式を考えました。
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1 授業計画書「恋愛・結婚にあこがれる女の子」
資料 冬休み課題アンケート 「大人へのインタビュー」
資料 「高校生の意識調査−恋愛・家族・労働−」
資料 生徒の意見集 「望む生き方とそれを邪魔するもの」
資料 「生徒の未来予測レポート」
資料 「生徒の未来予測レポートまとめ」
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<平成17年度 研究実績>
  本年度の研究委員会では、昨年度に引き続き、「楽しい授業」「分かる授業」「生徒の主体的な学習活動を重視した授業」を目指して、工夫された授業や教材(内容構成、現物教材など)の開発、授業方法(グループ討論、ディベート、ティーム・ティーチングなど)の研究をはじめ、4つの観点別の評価、考査問題、年間指導計画・単元の計画などについても、合わせて研究しました。
  以下に平成17年度の実践・研究を通してまとめた、授業の具体的事例を掲載します。    
  科目 単元と学習内容
世界史B
世界史における時間と空間
地図に見る知識の拡大
日本史B 歴史の追究    琉球王国の歴史を学ぶ
現代社会 現代の経済と国民福祉 消費者金融と多重債務の現状
現代社会 日本国憲法と民主政治 裁判員制度を考える

1 世界史B 世界史における時間と空間 「地図に見る知識の拡大」   
  「世界史への扉」においては、身近なものや日常生活にかかわる事柄から世界史を考えることにより、歴史に対する関心を高め、世界史学習への意欲を育てることをねらいとしています。
 この実践では、「世界史における時間と空間」の項目において、世界地図を取り上げ、その変遷を追究することにより、人々の空間意識の変容と多様性に気付くことを目指しています。授業は主に、パワーポイントによるプレゼンテーション形式で進められ、古代バビロニアの地図、メルカトルの世界図など各時代の特色ある世界地図の写真や関連資料が、効果的に活用されています。
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1 世界史B年間指導計画例
2 評価規準を明確にした単元指導計画
3 評価規準と評価の方法を明確にした学習指導案
4 授業の事後分析  
5 知識・理解以外の観点から問う考査問題
6 学習プリント 
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2 日本史B 歴史の追究 「琉球王国の歴史を学ぶ」  
  「歴史の考察」においては、主題を設定して追究する学習を通じて、歴史への関心を高め、歴史への見方・考え方を身に付けさせることをねらいとしています。この実践では、「歴史の追究」の単元において、実際に研修旅行として訪問する沖縄を題材として、「東アジアにおける沖縄」「琉球王国の歴史」などについて追究しました。生徒の主体的な学習活動への参加や、歴史的思考力の深化が期待できる内容となっています。
 実際に生徒が作成したレポートには、沖縄の城(グスク)の城郭や石垣が詳細にスケッチされ、この主題学習を通じて沖縄について学んだ、生徒の意欲の一端をかいま見ることができます。
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1 日本史B年間指導計画例
2 評価規準を明確にした単元指導計画
3 評価規準と評価の方法を明確にした学習指導案・工夫した点・  授業の事後分析
4 知識・理解以外の観点から問う考査問題
5 評価から評定への具体的過程を示す資料
資料 生徒のレポート
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3 現代社会  現代の経済と国民福祉 「消費者金融と多重債務の現状」  
 現代社会の目標である「良識ある公民」の育成の一環として、自立した消費者としての意識を喚起する授業実践の例です。具体的には、テレビでもおなじみの消費者金融会社のCMに着目し、それぞれの会社のCMの特色や内容の変遷について、グループによる意見交流や発表を行い、消費者トラブルに巻き込まれない「賢い消費者」としての自覚を促す内容となっています。 
 また、講師として県消費生活センター専門相談員を迎え、TT形式により、実際の被害者の相談事例を紹介する活動も効果的で、生徒の理解を深めることに役立ちました。
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1 現代社会年間指導計画例
2 生徒の主体的な活動を重視した単元指導計画
3 生徒の主体的な活動を重視した学習指導案
4 授業の事後分析
5 知識・理解以外の観点から問う考査問題
6 評価から評定への具体的過程を示す資料   
7 学習プリント
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4 現代社会 日本国憲法と民主政治 「裁判員制度を考える」                 
 日本の司法制度を学ぶ過程の中で、導入を間近に控えた「裁判員制度」を取り上げ、その意義や課題について考えさせた授業です。「裁判員制度」のしくみについて、インターネットやVTRを活用して学ぶとともに、グループ別の討論により、そのメリットとデメリットの両面から評価・発表するなど、生徒の主体的な学習活動を重視しています。
 生徒が記述したグループ討論についての自己評価表からは、裁判員制度の長所と短所を自分なりにまとめ、判断している姿がうかがわれます。
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1 現代社会年間指導計画例
2 生徒の主体的な活動を重視した単元指導計画
3 生徒の主体的な活動を重視した学習指導案及び授業の事後  分析
4 知識・理解以外の観点から問う考査問題
5 学習プリント
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<平成18年度 研究実績>

  本年度の研究委員会では、昨年度に引き続き、暗記科目としてのイメージが強い地歴公民科から脱却し、「分かる授業」「生徒の主体的な学習活動を重視した授業」を目指して、工夫された授業や教材(内容構成、現物教材など)の開発、思考力・表現力を高めることができる授業、4つの観点別の評価、考査問題、年間指導計画・単元の計画などについて研究を深めました。
 
 以下に平成18年度の実践・研究を通してまとめた、授業の具体的事例を掲載します。    

 

科目

単元と学習内容

世界史B

アジア諸地域の動揺

太平天国の乱と洋務運動

地理B

村落と都市

集落の成り立ちと特徴

現代社会

現代経済のしくみ

税と財政政策


1 世界史B アジア諸地域の動揺 「太平天国の乱と洋務運動」   

 世界史や日本史の授業において、生徒の歴史的思考力を育成するには、教師が一方的な講義をするのではなく、生徒自らが、その授業のテーマについてじっくり考え、自らの結論を導き出す活動が必要です。

 この授業においては、「太平天国の乱の性格」や「中国の洋務運動と日本の明治維新の違い」についてなどの問いに対し、生徒が諸資料や質問紙を活用して考察し、それを明らかにしようとする姿勢が見られます。

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1 世界史B年間指導計画例

2 評価規準を明確にした単元指導計画

3 生徒の歴史的思考力を高めることを目指した学習指導案

4 授業の事後分析  

5 学習プリント 

6 知識・理解以外の観点から問う考査問題

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2 地理B  村落と都市  「集落の成り立ちと特徴」

学校周辺の現在及び過去の地形図を教材として、地域の成り立ちについて理解し、集落の立地条件について、自然的・社会的側面から考察させる授業です。生徒たちは、地図やプリントを活用し、情報を収集し自らの意見を主体的にまとめ、発表しています。

 また、授業の後半では、パソコンのインターネットを活用し、日本や世界の特徴ある各地の集落の形態について確認し、生徒の興味・関心を喚起するよう努めています。

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1 地理B年間指導計画例

2 生徒の主体的な活動を重視した単元指導計画

3 生徒の主体的な活動を重視した学習指導案

4 授業の事後分析

5 学習プリント

6 知識・理解以外の観点から問う考査問題

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3 現代社会  現代経済のしくみ 「税と財政政策」                 

現代社会の授業においては、人間としての在り方生き方について考える基礎を養うために、自己の生き方にかかわって、主体的に考える学習活動が大切です。

この実践では、くらしに影響する身近な自治体の財政についての理解を深めるとともに、将来の自分の生活設計を想定しながら、税金や社会保険料の計算を行い、納税者として望ましい税金の使途について考察しています。

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1 現代社会年間指導計画例

2 生徒の主体的な活動を重視した単元指導計画

3 生徒の主体的な活動を重視した学習指導案及び授業の事後分析

4 学習プリント

5 知識・理解以外の観点から問う考査問題

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