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高等学校におけるシラバスの作成について
 岐阜県教育委員会学校支援課
最終更新日 平成17年3月11日
 
 このページは、シラバスの作成について説明し、参考資料を提供するものです。平成16年2月に初版を掲載し、以後随時更新を行っています。

< 更 新 記 録>
期日 教科・科目 更新内容
05/03/11 音楽・音楽T 国立教育政策研究所の「評価規準、評価方法の工夫改善のための参考資料(高等学校)−評価規準、評価方法等の研究開発(報告)−」を参考に、評価の観点の内容を修正。

 <説明を読まずに参考資料ファイルのダウンロード>
※高等学校の年間指導計画のページはこちらです。

1 シラバスとは何か
 シラバスとは、各学校の教科・科目・総合的な学習の時間などの教育活動に関する詳細な計画書のことで、生徒・保護者等への説明(公開)用に作成するものである。
 シラバスには、教科・科目の目標と内容、使用教材、指導計画、指導方法、評価方法等が記載される。
 
英語のシラバス(syllabus)は、ギリシャ語のsittuba を語源としている。元々の意味は、「羊皮紙製の書籍のラベル」、または「標題紙」である。
2 シラバスと他の文書の関係
<指導と評価に関する文書群>
「年間指導計画」(指導目標・学習内容と時期・評価のポイント等)
 ※これのみをシラバスと表現する場合もある   
「評価規準」(単元ごとに評価の基準や具体例を示したもの)    
「教務内規」(評価から評定への規則)   
これらの文書をもとに作成
「シラバス」(上記の内容な中から、必要に応じて、生徒・保護者・地域に簡潔に示したもの。

3 シラバスをつくる意味・ねらい
シラバスの作成には、次のようないくつかの意味・ねらいがある。
生徒にとって
 教科の学習内容を確認させ、学習習慣を確立し、自ら学習計画を立て、能動的に授業に参加するなど、主体的に学習に取り組む態度を身に付けることができる。
保護者や地域住民にとって    
 学校の教育活動を理解する有力な情報となり、また、理解が高まることによって、学校をサポートする機会も増えることになる。
教師にとって
 シラバスの作成によって、各学校の教育目標や各教科の目標をより明確に位置付けることができ、シラバスの内容の不断の検証や評価によって、各教科における指導計画や内容の工夫・改善、他の教科との調整等、授業改善を一層促すことになる。
学校にとって
 学校改善の手がかりとなるとともに、学校の目標をより明確にし、特色ある学校づくりを推進する有効な手だてとなる。学校の教育活動を各方面に提示することにより、説明責任を果たし、学校への理解と信頼を高めて、「開かれた学校」を一層充実することになる。

4 シラバスに記載する内容
【基本的な内容】
  1. 各教科の科目構成等の全体像…学年や系・系列に応じた設置科目の一覧、科目の設置学年と単位数等の記載
  2. 使用教材…教科書、副教材等についての記載
  3. 各教科・各科目の学習到達目標…学習の後に到達すべき学力等についての記載
  4. 学習(指導)計画…学習のねらい、学習内容、学習形態、進度等に関する記載
  5. 授業の進め方…学習目標の達成に向けた具体的な授業方法等についての記載
  6. 評価の観点・方法…評価の観点や規準等の具体的な内容の記載
  7. 定期テスト(考査)の情報…定期テスト(考査)の範囲等についての記載
  8. 課題・提出物等の情報…学習活動の中で示される課題や提出物等に関する記載
  9. 学習上の留意点…学習者に対する要望や注意点についての記載
【発展的な内容】
  1. 家庭や地域社会からの学習サポート…家庭や地域社会等との協力内容や協力体制等についての記載
  2. 中学校の学習とのつながりについて…中学校の学習内容との関連、相違についての記載
5 シラバス作成のポイント
 シラバスは、生徒・保護者への公開を前提とするものであり、十分な説明責任を果たせるものであると同時に、生徒・保護者から見て理解しやすい内容となっていなければならない。
  1. 学校の目標、及び育てたい生徒像を明示する。
  2. 学習指導要領や県規準に基づいて作成し、かつ細部については、生徒の実態に応じて各校が創意工夫する。
  3. 学習内容や教科の目標等を明らかにする。これらは、当然ながら、すでに各教科において作成されている、「指導と評価の年間計画」をもとに作成されるべきものである。
  4. 生徒が自主的に学習に取り組むために役に立つ内容とする。
  5. 公開を念頭にわかりやすくビジュアルに作成する。
  6. 各科目A4版1枚〜2枚程度とする。
6 シラバスの形式例
 以下には、3種類のシラバス形式例を示した。内容の概要は下のとおりである。
「科目に関する基本的事項」を示す先頭の部分は共通であるが、それ以下は少しずつ構成が異なっている。
  例@ 「家庭総合」型 例A 「世界史A」型 例B 「食品製造」型
第1ペ


○科目名等
・科目名・単位数・対象学年(コース)教科書・副教材
1 学習の到達目標(科目目標)
2 学習の計画
・学習内容、活動(ねらい)
・実験、実習など
・発展学習・考査など
○科目名等
・科目名・単位数・対象学年(コース)教科書・副教材
1 学習の到達目標(科目目標)
2 科目の特色(重要点)
3 学習の計画(内容、時期)・単元、内容、主な学習活動
・評価の方法
○科目名
・科目名・単位数・対象学年(コース)教科書・副教材
1こんな科目です
2学習の特徴
3評価
4実習で大切なこと




3 課題提出物
4 評価規準、評価方法 5担当者からのメッセージ
 <補足説明>
・授業形態、課題提出
4 評価の観点・方法
5 特に強調しておきたいこと(留意点・担当者からのメッセージ)
○学習内容詳細
・学習目標、内容、ねらい
・評価の観点・方法
・特色ある学習方法
・定期考査、課題、提出物
・備考

<形式例のダウンロード>
例@ 家庭総合型 一太郎
例A 世界史A型 一太郎
例B 食品製造型 一太郎

この3例の内容以外にも、次の点について考慮することが必要な場合もある。
教科の目標・選択の方法
1年生を対象とする教科の場合、高等学校で学習する教科全体の目標や科目構成、さらには選択についての説明が必要である。
専門科目の内容
専門科目については、生徒や保護者になじみがない場合もあり、教科や科目の内容の説明などについて、特に工夫する必要がある。
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<参考資料ファイルのダウンロード>
 以下に、各教科ごとのシラバスの作成例を掲載しました。(上記の3つの形式のいずれかを用いて作成してあります。)PDFファイルと一太郎ファイルの両方でダウンロードができます。
該当する教科・科目のpdf 一太郎 のアイコンを右クリックしてメニューを出し、「対象をファイルに保存」をクリックしてファイルを保存してください。
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<説明資料>
高校におけるシラバスの作成について pdf 一太郎

<各教科の科目別シラバス>
普通教科 国語 国語総合 pdf 一太郎
地歴 世界史A pdf 一太郎 
公民 現代社会
倫理
政治・経済
pdf
pdf
pdf
一太郎 
一太郎 
一太郎
数学 数学T pdf 一太郎
理科 理科総合A pdf 一太郎
保健体育 体育 pdf 一太郎
芸術 音 楽 音楽T pdf 一太郎 
芸術 美 術 美術T pdf 一太郎
芸術 書 道 書道T pdf 一太郎
10 外国語 英語T pdf 一太郎
11 家  庭 家庭総合 pdf 一太郎
12 情  報 情報B pdf 一太郎
専門教科 13 農  業 食品製造 pdf 一太郎 
14 工  業 情報技術基礎 pdf 一太郎
15 商  業 ビジネス基礎 pdf 一太郎
16 家  庭 生活産業基礎 pdf 一太郎
17 情  報 アルゴリズム pdf 一太郎
18 福  祉 社会福祉実習 pdf 一太郎

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