<教科等との関連の型>

関連の型 関連の方法 評価の観点

教科等と総合を独立して行う。
(独立型)

教科単元の実施時期を変更し、平行して行う。
教科で特設単元を平行して行う。(スキル)
教科のねらいと総合のねらいは独立しているため、それぞれの観点で行う。
教科等の内容、方法を総合に取り込む。
(統合型)
総合でかかわる対象や内容で特設単元を組み込んで指導する。
複数の教材による学習や教科横断的な学習を行い、課題づくりをする。
総合で必要な情報の集め方、調べ方、まとめ方、報告や発表・討論の仕方を取り上げ、教科の特設単元を組み込んで指導する。
教科で学んだ問題解決の方法を使う場を設定する。
指導する場合は、教科のねらい、教科の観点で行う。
発揮させる場合は、総合のねらい、総合の観点で行う。
教科等内容の発展が総合の内容になる。
(発展型)
教科単元の終末に課題づくりをする。
体験学習から課題づくりをする。
教科の横断的な学習を最初に行う。
教科の学習において調べる対象や発表する対象が広がるように仕組む。
教科のねらいから総合のねらいへ移行するため、総合の観点で評価する。

「特色ある教育活動の展開のための実践資料集―『総合的な学習の時間』の学習活動の展開―(小学校編)」(平成11年文部省)掲載の滋賀県伊吹町立春照小学校「教科との関連の形態」を参考にして作成した。