☆学年

5年

☆単元・教材名

読書の楽しさを伝え合おう

「プラム・クリークの土手で」「宇宙をみたよ」「本と出会おう/読書発表会を開こう」

☆単元の主な学習活動                        (全15時間)

ねらい

主な学習活動

○読書発表会までの手順を知り、読書意欲をもつことができる。

 

 

 

○同じ教材文を読んだ友だち同士で感想を交流し合い、多様な読みに気付くと同時に、自分のものの見方、感じ方を広げることができる。

 

 

 

○グループ内で感想文を読み合い、個人の読書課題についてまとめながら、読書発表会の発表方法や内容について考え、準備することができる。

 

○各グループの読書発表から、いろいろな視点から読書や感想を書くことができることを知り、今後の読書生活への意欲をもつことができる。

○選択した教材文を読み、簡単な感想を書く。

○疑問に思ったところや不思議に思ったところ、追究してみたいところなどをメモする。

○同じ教材文を選択した児童同士でグループを作り、読書計画を立てる。(2時)

 

○読書計画に従って自分なりに読書し、各自が読みの課題を決める。

○読みの課題に沿って各自読書し、メモに書き足していく。

○グループ読書会を開く。メモを基にして、グループごとに(3〜4人)フリートークを行う。

○読書会交流後、再びメモを基にしながら感想文を書く。   ( 3〜8時:学習活動へ

 

○各自が書いた感想文を交流し合う。

○個人の読書課題について整理しながら、読書発表会の内容や方法、分担などを決めて準備をする。(9〜13時)

○聞き手を意識して、分かりやすく伝える(紹介する)ための練習を重ねる。

 

○読書発表会を行い、互いのよいところを見付ける。参考にした本や関連の本などについても発表する。

○発表会の時の資料や発表内容から、夏休みに読みたい本を2〜3冊選ぶ。

 


☆学習活動                                  (3〜8/15)

活動の流れ

   留 意 点

 

1 これからの学習活動の流れとめあてをつかむ。

 

   自分の感想を広げよう、深めよう、伝えよう

 

2 教材文を各自が読み、感想をメモしながら読みの課題を決める。

 

3 教材文を何回も読みながら、読みの課題に沿って、各自がメモに書き足していく。

 

4 グループ読書会を開き、互いの読みの共通点や相違点を交流しながら、感想を広げたり深めたりする。

・メモを基に手順に従って、フリートーク

・互いの読みから学んだことをメモする。

 「ローラのしたことを母が厳しくとがめた理由がわかった。また、母に対する見方が、○○のように変わった。」

 「毛利さんが言う『すばらしい宇宙人』について、もっとみんなの意見を聞いてみたい。」

 

5 グループ読書会で広がったメモを基にして感想文を書く。

 ・書きためた短冊メモを書く順番に並べ、構想メモに貼る。

 ・構想メモを見ながら、感想文にまとめる。

 ・伝えたいことが分かりやすく書いてあるか読み直す。

 

 

○各グループの読書計画表を教室に掲示し、今後の学習活動への意欲をもたせる。

○グループ構成は3〜4人で、同じ教材文を選択した者同士とする。

 

自分の感想をメモしやすい短冊を印刷して配っておく。

 

 

○読みがふくらんだらメモに書き足し、違う読みをした場合は、どんどん新しい短冊を使っていくように指示する。

 

 

○意見をまとめる交流ではなく、個人の意見や感想をじっくり聞き合うことであることを押さえておく。

○話し方の手順を教室に掲示しておく。

 ・自分の読みの課題を紹介する。

 ・課題追究の内容(いくつかの本文の中の事例や会話など)を挙げる。

 ・読みの課題に対する自分の考えを述べる。

○グループ読書会から学んだことや、感想が広がった点などに目を向けさせるようにする。

 

 

 

 

○感想文を書くにあたり、「はじめ・中・終わり」に分かれた構想メモ用紙を準備しておく。

 ・構想メモを見ながら、さらに書きたいことを絞ったり小見出しを付けたりして、感想を焦点化させる。

 ・読みの課題に対する自分の思いや、主張点が分かりやすいかなどの面から、読み直していくようにする。