☆対象

中学年(小学校3年生) 国語 45分

☆願い

3年国語「ちいちゃんのかげおくり」の発展学習として、戦争と当時の子どもたちの様子を知り、戦争について書かれた他の本にも興味をもつことができる。

☆作品名

◎「ひろしまのピカ」(丸木俊 文・絵 小峰書店)

○「かわいそうなぞう」(土家由岐雄 文 金の星社)

○「トビウオのぼうやはびょうきです」(いぬいとみこ 文 金の星社)

☆学習活動

活動の流れ

留意点

1「ちいちゃんのかげおくり」を学習して、戦争についての本を読んでみようという気持ちをもつ。

・戦争について書かれた本を紹介する。

2「ひろしまのピカ」の読み聞かせを聞く。

・様子を想像しながら、特に次の文を聞いてみよう。

「みいちゃんがふと振り返ると、若い女の人が赤ちゃんを抱いて泣いていました。ここまで逃げてきて、乳を飲まそうと思うたら、死んでいるのとみいちゃんに言いました。」

「ピカは、ひとがおとさにゃ、落ちてこん。」

3 その他の「戦争」シリーズの絵本の

紹介を聞く。

・「かわいそうなぞう」

・「トビウオぼうやはびょうきです」

4 戦争について考えたことを話し合う。

  ・戦争は何もかも奪ってしまう恐ろしいものなんだ。

 

 

   3年国語「ちいちゃんのかげおくり」を学習した後、発展的に扱う。

 

 

   絵を見せながら、ゆっくりと読む。

   聞き手の反応を確かめながらら読む。また、難しい言葉は注釈をつけながら読む。

 

 

 

 

              

   紹介はあらすじ程度にする。

 

 

 

     戦争の恐ろしさについて気付くことができる。

     戦争シリーズの本を一定期間学級に置き、いつでも読むことができるようにしておく。