小学校外国語活動実践力向上講座(G3)の様子を紹介
 岐阜県では先生方の英語活動の実践力をアップするために、「小学校外国語活動実践力向上講座」を設けています。今年度は6回の計画で行っています。そのうちの5回は、平成19年度・20年度に拠点校として活動していた小学校で授業を提供していただき、先生や児童の姿を参観しながら、具体的な内容を研修します。
 そしてもう1回は、夏休み中に長年、実践を積み重ねている学校から指導経験を豊富な先生方を招いて、実践的な内容について研修を行います。
 今年度は、岐阜市立長森小学校から石榑千恵先生、大垣市立中川小学校から、松岡ゆかり先生、廣瀬百合子先生に講師としてお招きし、外国語活動の実践についていろいろと教えていただきましたので紹介します。
 松岡先生と廣瀬先生に、コミュニケーションへの積極的な姿について学校としての取組と重ね併せて話していただきました。
 実際に職員研修を行っている内容について絵カードなどを用いながら分かりやすく教えていただきました。
 さらに発展した内容として絵カードを使って実際にスクランブル活動も体験しました。
 石榑先生からは、児童がコミュニケーションを楽しむことの大切さについて実践を交えながら話していただきました。
 自作の教材をもとにどのようにすると楽しい活動を仕組むことができるかポイントについて説明していただきました。
 Q&Aコーナーでは廣瀬先生が質問する役、松岡先生が答える役となり、受講者に分かりやすく外国語活動の指導の方法について教えていただきました。
具体的な実践を教えていただいたので、学校で先生方に広めていきたい。
  ワークショップ形式で自分も活動してみることで、教材の良さを実感することができた。
●自分も英語を苦手とする教員の1人だったが、かなり意識改革につながったと思う。
  私自身が楽しみながら、子ども達と共に作っていきたいと思う。
●先進的に取り組んでいる学校の研究内容にふれることができ、大変刺激になった。
●具体的な授業の様子を目で見ることができたし、活動することで児童の気持ちや授業の
 工夫がよく分かった。 
 
受講者のみなさんの声